基本情報技術者試験

基本情報技術者試験

情報処理試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験です。
現在、日本にはパソコンだけを対象とした国家試験はありません。そこでこの情報処理技術者試験をコンピューターを扱う人のための国家試験と位置付け大学での入試や単位、企業に於いては一時金や資格手当ての対象としているところが多数あります。
試験はレベル1~4の4段階に13の試験科目があります。

情報処理技術者試験の中のレベル2の試験で内容的にはプログラマーなどIT関係者向けの試験になります。合格率は平均30%以下となっており、初学者が独学で合格するのは困難なレベルの試験であると言えます。
想定される受験者は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な能力を身につけた者」とされておりプログラマー、SEなどコンピューター技術者には必須の資格となっています。
試験は午前と午後に分かれており、午前は4答択一の問題が80問、午後は長文問題が11問出題されそのうち指定の5問を解きます。合格基準は午前、午後それぞれで60%の得点となっています。試験時間は午前、午後ともに150分(2時間30分)となっています。
なお、令和元年秋の試験より午前問題では計算問題の比率が増え、令和2年春の午後問題からはプログラム言語のCOBOLが廃止されPythonが採用されます。

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基本情報技術者試験合格サポートプラン

情報処理試験日(毎年4月、10月)に出題された問題は公開されます。これらの問題はブログで随時解説を加えておりますのでご参照ください。

基本情報技術者試験 30年秋 午前問題
解説者雑感: 30年秋の難易度は平均的な内容だったと思います。受験者得点のボリュームゾーンは50~59点で全体の約24%を占めており、次のボリュームゾーンの60~69点がほぼ同じ23%となっています。60点が合格点ですので基準点の上下10点...
基本情報技術者試験 30年春 午前問題
解説者雑感: 30年春の午前問題は全体的に難易度が高かったように思います。計算問題では複雑な問題はありませんでしたが、用語の説明を求める問題では新出の用語も多く、過去に上級試験で出題された問題が散見されるなど高得点を取るには相当な学習量が必...
基本情報技術者試験 29年秋 午前問題
基本情報技術者試験 29年秋 午前問題 ダウンロード先