情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験です。
現在、日本にはパソコンだけを対象とした国家試験はありません。そこでこの情報処理技術者試験をコンピューターを扱う人のための国家試験と位置付け大学での入試や単位、企業に於いては一時金や資格手当ての対象としているところが多数あります。
試験はレベル1~4の4段階に13の試験科目があります。

情報セキュリティマネジメント試験は情報処理技術者試験の中のレベル2の試験で平成28年に新設された比較的新しい試験です。合格率は試験開始当初は高かったですが、現在は50%前後です。セキュリティに特化した問題が出題されるので専門用語が多くISOなどの国際基準に照らした問題が出題されます。
想定される受験者は「ITの安全な利用活用を推進する者」とされており個人情報を取り扱う企業担当者、情報管理部門の担当者、セキュリティ評価を行う人など広く情報に携わる人に向けての資格となります。
試験は午前と午後に分かれており、午前は4答択一の問題が50問、午後は長文問題が3問出題されます。合格基準は午前、午後それぞれで60%の得点となっています。試験時間は午前、午後ともに90分(1時間30分)となっています。

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情報セキュリティマネジメント試験合格サポートプラン

情報処理試験日(毎年4月、10月)に出題された問題は公開されます。これらの問題はブログで随時解説を加えておりますのでご参照ください。

情報セキュリティマネジメント試験 30年春 午前問題
解説者雑感: 今回の問題は前回までと比べるとやや難しいように感じますが、情報セキュリティマネジメント試験の目指す難易度としてはまだ易しい状況だと思います。29年秋頃から問題傾向に少し偏りが見えているので特にISMS(JIS Q27000:2...