大学新入生PCの選び方(2024)

基本的には2022年に書いた記事をご参照頂ければ良いと思いますが、この2年間に変わったことなどをいくつか触れて2024年に新大学1年生に向けたお勧めPCをご紹介してみたいと思います。

大学新入生PCの選び方

久しぶりの更新ですが今回は４月から大学に進学してはじめて自分のPCを持つという方も多いと思いますので大学生がPCを選ぶときということで少し私見を書いてみようと思います。 なぜこのテーマにしたかと言いますとうちの長男もこの春に無事に大学に進学...

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2022.03.15

まず、上記の記事と状況が大きく異なっているのはOSです。当時はWindows10とWindows11が混在する状況でしたが、現在はWindows11の一択です。Windows10は今秋にもサポートが切れると言われていますので早めにWindows11にアップグレードしておくことをお勧めします。

ストレージはHDDが使われることはほぼ無くなりSSDが中心で容量も512GBクラスのものが増えています。SSDもSATA接続のタイプからより高速なM.2 SSDが多くなって来ているのが最近の傾向です。

注意：以下でご紹介するPCはWordやExcelなどいわゆるMS-Office非搭載のPCです。これは前記事にあるように多くの大学がMSと包括契約でMS-Officeを契約しており2重に契約する必要がないからです。包括契約していない場合にMS-Officeを使用する場合には別途購入する必要があります。

14インチで軽く持ち運びにも便利でメモリも16GB搭載しておりコストパフォーマンスの高いPCだと思います。今回ご紹介の中では一番高額ですが予算が許せば最もおすすめです。

少しでも安くしたいという方もいらっしゃると思いますので上記より１万円程度安いPCもいくつかご紹介したいと思います。

同じDELL製ですが1万円安く（記事執筆時点）画面が15インチと大きくなっています。14インチの画面では物足りない場合などに良いと思います。ただ、メモリは8GBでCPUの性能も若干見劣りします。値段と画面サイズが少しでも大きい方が良い場合に選択すると良いと思います。

最初のDELL製とほぼ同じスペックです。メモリが8GBと小さいですが増設が可能ですので足りなければ増設するということでも良いかもしれません。ちなみにNECおよび富士通のPCはLenovo傘下で生産されています。

2台目に紹介したDELL製と価格、性能ともにほぼ同じものです。

国内メーカーにこだわりたいという方もいらっしゃると思いますが、現在国内で製造しているPCメーカーはPanasonicのレッツノートシリーズのみとなっています。ここまでご紹介した同程度のPCですと15万円前後の価格になっており倍以上の価格差ですので積極的にはお勧めできる状況ではありません。

NEC製や富士通製のPCも売られていますが製造はLenovoに委託されています。dynabook は元々は東芝のPC部門が独立した会社ですが、現在はシャープの100％子会社となっています。シャープ自体も台湾のフォックスコングループの子会社ですので前述のNEC、富士通のPC部門同様に厳密に国内メーカーと呼べるかは微妙です。

あくまで私見ですのでご参考になれば幸いです。ちなみにご紹介したPCはメーカー等からの広告費等は一切頂いておりません。