(FE)H29年秋 午前 問33

IPv4 において, インターネット接続用ルータの NAT 機能の説明として,適切なものはどれか。

 インターネットへのアクセスをキャッシュしておくことによって,その後に同じ IP アドレスの Web サイトへアクセスする場合,表示を高速化できる機能である。

 通信中の IP パケットを検査して, インターネットからの攻撃や侵入を検知する機能である。

 特定の端末宛ての IPパケットだけを通過させる機能である。

 プライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスを相互に変換する機能である。

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正解:エ

解説:
インターネットから送られてくるデータはグローバルIP宛に送られて来ますが、LANの中ではそれぞれの端末にプライベートIPが振られているためにどの端末とデータの送受信をするかを明確にする必要があります。そこでNAT機能を使ってグローバルIPとプライベートIPを相互変換します。

ア.ブラウザのキャッシュ機能またはプロキシサーバの役割です。

イ.IDS(侵入検知システム)の役割です。

ウ.ファイアウォールのパケットフィルタリング機能の役割です。

エ.正解です。上記解説もご参照ください。

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