(IP)H31年春 問17

要件定義プロセスの不備に起因する問題はどれか。

 システム開発案件の費用対効果の誤った評価

 システム開発案件の優先順位の誤った判断

 システム開発作業の委託先の不適切な選定手続

 システムに盛り込む業務ルールの誤った解釈

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正解:エ

解説:
要件定義プロセスでは開発するシステムの機能や性能を決定しています。要件定義に不備があると必要な機能や性能を得ることができず開発に大きな影響を与える可能性があります。

ア.費用対効果は企画プロセスのシステム化計画立案の段階で検討する内容です。

イ.開発の優先順位は企画プロセスのシステム化構想立案の段階で検討する内容です。

ウ.委託先の選定は調達プロセスで実施される内容です。

エ.システムに盛り込む業務ルールの解釈を誤ると必要な機能を得られない可能性があるため要件定義プロセスに不備があると考えられます。

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