ISMSの情報セキュリティリスク対応における,人的資源に関するセキュリティ管理策の記述として,適切でないものはどれか。
ア 雇用する候補者全員に対する経歴などの確認は,関連する法令,規制及び倫理に従って行う。
イ 情報セキュリティ違反を犯した従業員に対する正式な懲戒手続を定めて,周知する。
ウ 組織の確立された方針及び手順に従った情報セキュリティの適用を自社の全ての従業員に要求するが,業務を委託している他社には要求しないようにする。
エ 退職する従業員に対し,退職後も有効な情報セキュリティに関する責任事項及び義務を定めてその従業員に伝え、退職後もそれを守らせる。
解説を読む
正解:ウ
解説:
ア.雇用候補者にセキュリティリスクがないかを適法に確認する必要があります。
イ.情報セキュリティ違反があった場合の懲戒手続きは予め周知する必要があります。
ウ.情報セキュリティは自社の社員はもちろん委託業者などにも適用されます。
エ.情報漏洩を防ぐ意味でも退職者に対しても情報セキュリティ上の責任と義務があることを認識させる必要があります。
解説を閉じる
コメント