(IP)H29年秋 問41

共通フレーム(Software Life Cycle Process)の利用に関する説明のうち,適切なものはどれか。

 取得者と供給者が請負契約を締結する取引に限定し,利用することを目的にしている。

 ソフトウェア開発に対するシステム監査を実施するときに,システム監査人の行為規範を確認するために利用する。

 ソフトウェアを中心としたシステムの開発及び取引のプロセスを明確化しており,必要に応じて修整して利用する。

 明確化した作業範囲や作業項目をそのまま利用することを推奨している。

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正解:ウ

解説:
共通フレームとはベンダ(開発会社)やクライアント(依頼企業)などの間で用語などを統一する目的で利用されます。SLCP-2013が最新ですが情報処理試験では1つ前のSLCP-2007の用語も未だに混在して出題されているので注意が必要です。

ア.共通フレームは請負契約のみで利用される訳ではありません。

イ.システム監査人の行為範囲を決定しているのはシステム監査基準です。

ウ.プロセス(作業)を明確化することはSLCP利用目的のひとつとなります。

エ.そのまま利用するだけなく、必要に応じて見直すことが推奨されています。

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