CPUの性能に関する記述のうち，適切なものはどれか。
ア 32ビットCPUと64ビットCPUでは，32ビットCPUの方が一度に処理するデータ長を大きくできる。
イ CPU内のキャッシュメモリの容量は，少ないほど処理速度が向上する。
ウ 同じ構造のCPUにおいて，クロック周波数を上げると処理速度が向上する。
エ デュアルコアCPUとクアッドコアCPUでは，デュアルコアCPUの方が同時に実行する処理の数を多くできる。
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正解：ウ
解説：
CPU(Central Processing Unit：中央処理装置）はコンピュータの中心となる装置で5大装置のうち演算機能と制御機能の２つの機能を持ちます。（容量は少ないながらレジスタという高速な記憶装置も持ちます）性能は一般にデータを処理する速さで比較されます。単に最高速が速いだけでく一度に処理できるデータ量が多いことも性能評価に関わります。
ア．64ビットCPUの方がより多くのデータを一度に処理できるので高速です。
イ．キャッシュメモリを容量が多いほど高速化します。
ウ．正解です。クロック周波数はCPUの速度の単位と考えられるので高いほど高速です。
エ．デュアルコアはCPUコアが２つ、クワッドコアはCPUコアが４つを意味するので４つのCPUで処理するクワッドコアの方が高速です。ちなみに８つのコアを持つ場合にはオクタコアと呼びます。
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