(FE)H30年春 問07

表探索におけるハッシュ法の特徴はどれか。
 2分木を用いる方法の一種である。

 格納場所の衝突が発生しない方法である。

 キーの関数値によって格納場所を決める。

 探索に要する時間は表全体の大きさにほぼ比例する。

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正解:ウ

解説:
ハッシュ法による探索は単方向性の性質を持つハッシュ関数を用いて格納場所を決定する方法で値によって格納場所が決まっているので探索する時間が短いという特徴を持ちます。計算量を示すオーダーはO(1)となりデータの量に関わらず常に一定です。ただし、同じ場所への格納(ハッシュ値の衝突)が起きる可能性があります。

イメージとしてはタオルは1番、ハンカチは2番、シャツは3番と決まった場所に保管をしておきハンカチを探す時には2番のタンスを開けるというイメージです。

ア.2分木探索という探索手法はありますが、ハッシュ探索とは違います。

イ.同じハッシュ値を得た場合、衝突が起きます。

ウ.正解です。上記解説もご参照ください。

エ.探索時間は表の大きさ(データ量)に関わらず一定です。

 

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