システム監査実施体制のうち, システム監査人の独立性の観点から最も避けるべきものはどれか。
ア 監査チームメンバに任命された総務部の A さんが、他のメンバと一緒に, 総務部の入退室管理の状況を監査する。
イ 監査部のBさんが、個人情報を取り扱う業務を委託している外部企業の個人情報管理状況を監査する。
ウ 情報システム部の開発管理者から5年前に監査部に異動したCさんが, マーケティング部におけるインターネットの利用状況を監査する。
エ 法務部のDさんが, 監査部からの依頼によって,外部委託契約の妥当性の監査において, 監査人に協力する。
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正解：ア
解説：
システム監査人は被監査部門と利害関係のない第三者でなければいけません。このことをシステム監査人の独立性と呼びます。
ア．総務部に所属するAさんが総務部の入退室管理を行うのは独立性が確保できないので正解です。
イ．監査部のBさんは外部企業とは利害関係がないので独立した立場といえます。
ウ．監査部のＣさんとマーケティング部では利害関係がないので独立した立場といえます。
エ．監査人に対して専門知識のある法務部が契約妥当性について知見を述べることに独立性は関係ありません。
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