(FE)H30年秋 問06

クイックソートの処理方法を説明したものはどれか。

 既に整列済みのデータ列の正しい位置に、データを追加する操作を繰り返していく方法である。

 データ中の最小値を求め、次にそれを除いた部分の中から最小値を求める。この操作を繰り返していく方法である。

 適当な基準値を選び、それより小さな値のグループと大きな値のグループにデータを分割する。同様にして、グループの中で基準値を選び、それぞれのグループを分割する。この操作を繰り返していく方法である。

 隣り合ったデータの比較と入替えを繰り返すことによって、小さな値のデータを次第に端のほうに移していく方法である。

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正解:ウ

解説:
クイックソートはソート(整列:並べ替え)のアルゴリズムのひとつで基準値を選び基準値よりも大きい値と小さい値にグループ分けします。それぞれのグループで基準値を選び細分化を繰り返すことで並べ替えを行います。もっとも収束の早いソートのアルゴリズムと考えられています。

例.ランダムな1~10の数値を昇順にソートします。基準はグループの左のデータで赤字、並べ替えの順序が確定した値は青字で表記しています。

ア.基本挿入法の説明です。

イ.基本選択法(最小値法)の説明です。

ウ.クイックソートの説明です。上記解説もご参照ください。

エ.基本交換法(隣接置換法、バブルソート)の説明です。

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