システム監査人の行為のうち,適切なものはどれか。
ア 調査が不十分な事項について, 過去の経験に基づいて監査意見をまとめた。
イ 調査によって発見した問題点について,改善指摘を行った。
ウ 調査の過程で発見した問題点について,その都度,改善を命令した。
エ 調査の途中で当初計画していた期限がきたので, 監査報告書の作成に移った。
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正解：イ
解説：
システム監査人は被監査部門と利害関係のない第三者によりシステムが適切に運用・管理されているかを監査し報告書を依頼者（通常は経営者）に提出します。監査報告書は事実と証拠に基づき作成し改善の指摘を行うことが出来ますが改善命令は経営者の専権事項ですので監査人が命令することはできません。
ア．経験による憶測で監査意見を書いてはいけません。
イ．監査人は監査報告書で改善点を指摘することができるので正解です。
ウ．監査人に命令権はありません。
エ．監査報告書は必要な調査が終了した後に作成します。
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