(SG)H30年春 問41

事業継続計画(BCP)について監査を実施した結果, 適切な状況と判断されるものはどれか。

 従業員の緊急連絡先リストを作成し,最新版に更新している。

 重要書類は複製せずに1か所で集中保管している。

 全ての業務について,優先順位なしに同一水準の BCPを策定している。

 平時には BCP を従業員に非公開としている。

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正解:ア

解説:
事業継続計画(BCP)とは平時に災害発生時などの対応などを策定することを柱とします。災害の様態や被害予想は時として変化するので常に最新の状態に見直す必要があります。

ア.事業継続計画(BCP)では災害発生時に従業員と迅速な連絡体制が求められますので最新版の緊急連絡先リストを保持することは適切と考えられるので正解です。

イ.重要書類の集中管理ではその管理場所が災害にあった際に復旧できなくなり危険です。

ウ.事業継続計画(BCP)ではどの事業再開を優先するかなど優先順位の策定も行います。

エ.事業継続計画(BCP)は平時から従業員に内容をよく理解してもらう必要があります。

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