(FE)H29年秋 午前 問59

システム監査人が実施するヒアリングに関する記述のうち,最も適切なものはどれか。

 監査業務を経験したことのある被監査部門の管理者をヒアリングの対象者として選ぶ。

 ヒアリングで被監査部門から得た情報を裏付けるための文書や記録を入手するよう努める。

 ヒアリングの中で気が付いた不備事項について,その場で被監査部門に改善を指示する。

 複数人でヒアリングを行うと記録内容に相違が出ることがあるので,1人のシステム監査人が行う。

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正解:イ

解説:
システム監査人によるヒヤリングとは被監査の対象者から直接話しを聞くことです。必要に応じて適切な人からヒヤリングを行う必要があります。

ア.ヒアリングの対象者は監査人が必要に応じて選定するべきです。

イ.正解です。ヒヤリングは証言なのでそれを証拠として裏付けるための資料が必要となります。

ウ.監査人には命令権はないので改善を指示することはできません。不備事項については監査報告書にまとめて監査依頼人に報告します。

エ.客観的に評価をするためにも複数人でヒヤリングが可能な場合は複数人で行うべきです。

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