(IP)H30年秋 問90

バイオメトリクス認証の例として、適切なものはどれか。

 ATM利用時に、センサに手のひらをかざし、あらかじめ登録しておいた静脈のパターンと照合させることによって認証する。

 スマートフォンのスクリーンを一筆書きのように、あらかじめ登録した順序でなぞることによってスクリーンロックを解除する。

 複数の写真の中から屋外の写真だけを選ばせるなど、機械による判別が難しい課題を解かせることによって、人間が操作していることを確認する。

 複数の写真の中から親族など本人に関係がある画像だけを選ばせることによって認証する。

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正解:ア

解説:
バイオメトリクス認証(生体認証)とは身体の一部や行動様式から本人を特定し認証を行うことの総称です。代表的なものとして指紋、手のひら、虹彩、網膜、顔などの認証があります。その他にも筆跡や歩き方などでも認証することが可能とされます。

ア.静脈のパターンを認証に利用するのは生体認証です。上記解説もご参照ください。

イ.パターン認証と呼ばれる認証方式でパターンを覚えることが前提となるので記憶(知識)による認証方式のひとつとされます。

ウ.キャプチャと呼ばれる技術でコンピュータでは判断の難しい画像識別をさせることで自動登録などを防止する仕組みとして利用されます。

エ.記憶(知識)による認証方式のひとつです。好きな動物やスポーツのアイコンなどを選ばせるような場合もあります。

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