(FE)H30年秋 問04

出現頻度の異なるA、B、C、D、Eの5文字で構成される通信データを、ハフマン符号化を使って圧縮するために、符号表を作成した。aに入る符号として、適切なものはどれか。

文字 出現頻度(%) 符号
A 26 00
B 25 01
C 24 10
D 13 a
E 12 111

 001

 010

 101

 110

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正解:エ

解説:
ハフマン符号化とは出現頻度順に少ないビット符号を割り当てます。この際に符号は重複しないようする必要があります。本問ではA~Eの5文字を符号化しますが、2ビットで表現できる文字数は4種類しかありません。そこで頻度の高い3種類には「00」「01」「10」で表現し、「11」から始まる2種類「110」と「111」を頻度の低いDとEに割り当てます。Eには「111」が割り当てられていることからDには「110」が割り当てられます。

ア.00から始まるので「A」が割り当てられます。

イ.01から始まるので「B」が割り当てられます。

ウ.10から始まるので「C」が割り当てられます。

エ.11から始まるので「D」か「E」が割り当てられます。Eは「111」であることからDは「110」となり正解です。

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