Webシステムにおいて、Webサーバとアプリケーション(AP)サーバを異なる物理サーバに配置する場合のメリットとして、適切なものはどれか。
ア Webサーバにクライアントの実行環境が実装されているので、リクエストのたびにクライアントとAPサーバの間で画面データをやり取りする必要がなく、データ通信量が少なくて済む。
イ Webブラウザの文字コード体系とAPサーバの文字コード体系の違いをWebサーバが吸収するので、文字化けが発生しない。
ウ データへのアクセスを伴う業務ロジックは、Webサーバのプログラムに配置されているので、業務ロジックの変更に伴って、APサーバのプログラムを変更する必要がない。
エ 負荷が軽い静的コンテンツへのリクエストはWebサーバで処理し、負荷が重い動的コンテンツへのリクエストはAPサーバで処理するように、クライアントからのリクエストの種類に応じて処理を分担できる。
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正解:エ
解説:
HTMLによって書かれた静的な情報の軽い処理はWebサーバで行い、CGIなどプログラムを動かす動的で情報の重い処理はアプリケーションサーバで行うことで処理を分散化し負荷を軽減することができます。
ア.クライアントの実行環境はWebブラウザ等で実装しているのでサーバ上にはありません。
イ.文字コードの違いはコード変換処理などで吸収することができますが、変換処理はプログラムを動かすAPサーバに実装されます。
ウ.プログラムの実行はAPサーバで行われるので業務ロジックの変更はAPサーバに配置されたプログラムを変更する必要があります。
エ.正解です。上記解説もご参照ください。
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