(FE)H30年秋 問13

Webシステムにおいて、Webサーバとアプリケーション(AP)サーバを異なる物理サーバに配置する場合のメリットとして、適切なものはどれか。

 Webサーバにクライアントの実行環境が実装されているので、リクエストのたびにクライアントとAPサーバの間で画面データをやり取りする必要がなく、データ通信量が少なくて済む。

 Webブラウザの文字コード体系とAPサーバの文字コード体系の違いをWebサーバが吸収するので、文字化けが発生しない。

 データへのアクセスを伴う業務ロジックは、Webサーバのプログラムに配置されているので、業務ロジックの変更に伴って、APサーバのプログラムを変更する必要がない。

 負荷が軽い静的コンテンツへのリクエストはWebサーバで処理し、負荷が重い動的コンテンツへのリクエストはAPサーバで処理するように、クライアントからのリクエストの種類に応じて処理を分担できる。

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正解:エ

解説:
HTMLによって書かれた静的な情報の軽い処理はWebサーバで行い、CGIなどプログラムを動かす動的で情報の重い処理はアプリケーションサーバで行うことで処理を分散化し負荷を軽減することができます。

ア.クライアントの実行環境はWebブラウザ等で実装しているのでサーバ上にはありません。

イ.文字コードの違いはコード変換処理などで吸収することができますが、変換処理はプログラムを動かすAPサーバに実装されます。

ウ.プログラムの実行はAPサーバで行われるので業務ロジックの変更はAPサーバに配置されたプログラムを変更する必要があります。

エ.正解です。上記解説もご参照ください。

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