業務処理時間の短縮を目的として、運用中の業務システムの処理能力の改善を図った。この改善が有効であることを評価するためにシステム監査を実施するとき、システム監査人が運用部門に要求する情報として、適切なものはどれか。
ア 稼働統計資料
イ システム運用体制
ウ システム運用マニュアル
エ ユーザマニュアル
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正解：ア
解説：
システム監査人は監査に当たり事前に必要な資料を被監査部門に要求することがあります。本問の場合は「業務システムの処理能力の改善による処理時間の短縮」の有効状況を評価することになるので実際の運用時間が分かる資料が必要となります。稼働統計資料はCPUやメモリの処理状況を分析した資料で稼働時間の記録もあるため必要資料となります。
ア．正解です。上記解説もご参照ください。
イ．システム運用体制は誰がどのようにシステムを運用するかを定めたものなのでシステムの処理時間の記録はありません。
ウ．システム運用マニュアルはシステム運用者が具体的に行う行動を記したものなのでシステムの処理時間の記録はありません。
エ．ユーザーマニュアルは利用者のシステム利用方法を記したものなのでシステムの処理時間の記録はありません。
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