コンピュータの記憶階層におけるキャッシュメモリ,主記憶及び補助記憶と,それぞれに用いられる記憶装置の組合せとして,適切なものはどれか。
キャッシュメモリ | 主記憶 | 補助記憶 | |
ア | DRAM | HDD | DVD |
イ | DRAM | SSD | SRAM |
ウ | SRAM | DRAM | SSD |
エ | SRAM | HDD | DRAM |
解説を読む
正解:ウ
解説:
キャッシュメモリはCPUと主記憶(メインメモリ)の速度差を埋めるために用いられる高速な半導体メモリでSRAM(静的RAM)が用いられます。
主記憶(メインメモリ)は実行プログラムなどを記憶します。SRAMほど高速ではありませんが容量が大きく取れる半導体メモリとしてDRAM(動的RAM)が用いられます。
補助記憶装置は主記憶装置やキャッシュメモリが揮発性(記憶に通電が必要)なのに対して通電と必要としない不揮発性のメモリが用いられ容量も大きいのが特徴です。一般にはHDD(ハードディスクドライブ)が補助記憶の代表として扱われることが多いですが、半導体メモリを用いて高速化したSSDやリムーバル(取り外し可能)媒体としてDVD、CDなどの光ディスクやUSBメモリ、SDカードメモリなどの半導体メモリなども補助記憶となります。
上記の組み合わせを実現するウが正解となります。
解説を閉じる
コメント