IoT機器やPCに保管されているデータを暗号化するためのセキュリティチップであり,暗号化に利用する鍵などの情報をチップの内部に記憶しており,外部から内部の情報の取出しが困難な構造をもつものはどれか。
ア GPU
イ NFC
ウ TLS
エ TPM
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正解:エ
解説:
外部からの攻撃に対して内部構造を守る強度のことを耐タンパ性と呼びます。チップ内の耐タンパ性を向上させるためのセキュリティチップのひとつがTPM(Trusted Platform Module)です。RSAによる暗号化やハッシュによる真正性保持機能などを持ちます。
ア.GPU(Graphics Processing Unit)は負荷の掛かるグラフィック処理をCPUに置き換わり実行するための装置です。
イ.NFC(Near field communication)はRFID(Radio Frequency IDentification)の一種で近距離無線通信を行います。おさいふケータイなどで利用されています。
ウ.TLS (Transport Layer Security)はSSL(Secure Sockets Layer)の後継暗号技術として使われています。ブラウザとサーバー間のデータ通信を暗号化するhttpsプロトコルもSSL/TLSを用いています。
エ.正解です。上記解説もご参照ください。
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