売上伝票のデータを関係データベースの表で管理することを考える。売上伝票の表を設計するときに,表を構成するフィールドの関連性を分析し,データの重複及び不整合が発生しないように,複数の表に分ける作業はどれか。
ア 結合
イ 射影
ウ 正規化
エ 排他制御
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正解:ウ
解説:
関係データベース(RDB)ではデータを表として扱います。その際にデータに矛盾や不整合などが生じないように表を分割し、主キーと外部キーで関係付けを行うことを正規化と呼びます。正規化は3つの工程を経て行われます。
第一正規化…繰り返し項目を別表にし導出項目を削除します。
第二正規化…主キーによって決定される項目を別表にします。
第三正規化…主キー以外の項目によって決定される項目を別表にします。
ア.結合は関係演算のひとつで複数の表をひとつにまとめることです。
イ.射影は関係演算のひとつで特定の列を取り出すことです。
ウ.正解です。上記解説もご参照ください。
エ.排他制御は同時制御とも呼ばれデータベースを同時に使用する際に矛盾が生じないようする機能です。
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