(FE)H30年秋 問55

キャパシティ管理における将来のコンポーネント,並びにサービスの容量・能力及びパフォーマンスを予想する活動のうち,傾向分析はどれか。

 特定の資源の利用状況を時系列に把握して、将来における利用の変化を予測する。

 待ち行列理論などの数学的技法を利用して,サービスの応答時間及びスループットを予測する。

 模擬的にトランザクションを発生させて,サービスの応答時間及びスループットを予測する。

 モデル化の第一段階として,現在達成されているパフォーマンスを正確に反映したモデルを作成する。

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正解:ア

解説:
キャパシティ管理とはITサービスマネジメントに於いてコストに見合った適切な容量やパフォーマンスを確保することです。本問では特定の資源の利用状況から将来的に必要な容量を等を予測する活動が該当します。例えば毎年保存容量が基準年の25%増加するという傾向があれば4年後には倍の容量が必要となることが予想されます。現在の保存容量が全容量の50%以上であった場合には容量不足に見舞われることになるのでそれ以前に容量を増やす方策などが必要になると予想されます。

ア.正解です。上記解説もご参照ください。

イ.待ち行列理論などを用いる例としてはレジ待ちの長さとレジの数などが該当します。

ウ.シミュレーションの説明です。

エ.ベースラインの説明です。

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