(IP)R2年秋 問22


AIの活用領域には音声認識,画像認識,自然言語処理などがある。音声認識と自然言語処理の両方が利用されているシステムの事例として,最も適切なものはどれか。

 ドアをノックする音を検知して,カメラの前に立っている人の顔を認識し,ドアのロックを解除する。

 人から話しかけられた天気や交通情報などの質問を解釈して,ふさわしい内容を回答する。

 野外コンサートに来場する人の姿や話し声を検知して,会場の入り口を通過する人数を記録する。

 洋書に記載されている英文をカメラで読み取り,要約された日本文として編集する。

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正解:イ

解説:
音声認識とは人の声を認識して本人確認や言語分析などを行う機能です。画像認識は画像を解析しそれぞれの特徴を分析する手法です。大量の画像を学習させることで何が写っているかを判断することが可能になるとされます。自然言語処理とは人間の話す言葉と同じように会話として成り立つ機能です。あらかじめ用意された答えではなくその状況に応じた返答をすることが可能です。

ア.音センサーと顔認識(画像認識)の組合せ例です。

イ.人から話しかけられた情報を分析(音声認識)して、状況に合った回答を行う(自然言語処理)の組合せと考えらるので正解です。

ウ.人の姿(画像認識)と話声の検知(音声認識)の組合せ例です。

エ.英文をカメラで読み取り(画像認識)、日本文として要約(自然言語処理)の組合せ例です。

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