(IP)R2年秋 問37

開発対象のソフトウェアを,比較的短い期間で開発できる小さな機能の単位に分割しておき,各機能の開発が終了するたびにそれをリリースすることを繰り返すことで、ソフトウェアを完成させる。一つの機能の開発終了時に,次の開発対象とする機能の優先順位や内容を見直すことで、ビジネス環境の変化や利用者からの要望に対して,迅速に対応できることに主眼を置く開発手法はどれか。

 アジャイル

 ウォータフォール

 構造化

 リバースエンジニアリング

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正解:ア

解説:
アジャイルは俊敏なという意味を持ちシステム開発を柔軟に短い期間で作成する開発技法の総称です。XPにおけるテストファースト、ペアプログラミング、リファクタリングなどやスクラム開発、RAD、DevOpsなどもアジャイルとして呼ばれることがあります。

ア.正解です。上記解説もご参照ください。

イ.ウォーターフォールは開発工程を順に行う開発手法で大規模開発に向くとされます。

ウ.構造化はプログラム作成技法のひとつで「順次」「判断」「繰返し」の3構造の組み合わせでプログラムを設計します。

エ.リバースエンジニアリングは完成品から設計書を起こすことです。既に設計書がなくなってしまっている場合などに利用されます。

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