(IP)R3年 問17

プロバイダが提供したサービスにおいて発生した事例a~cのうち,プロバイダ責任制限法によって、プロバイダの対応責任の対象となり得るものだけを全て挙げたものはどれか。

a.氏名などの個人情報が電子掲示板に掲載されて,個人の権利が侵害された。
b.受信した電子メールの添付ファイルによってマルウェアに感染させられた。
c.無断で利用者IDとパスワードを使われて,ショッピングサイトにアクセスされた。

 a

 a,b,c

 a,c

 c

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正解:ア

解説:

プロバイダ責任制限法は個人情報の漏洩や誹謗中傷などがネット上で行われた際に情報発信元であるプロバイダは被害者からの要求により、発信者情報の提供可否を発信者に確認し結果を被害者に報告することで、損害賠償などの対象から逃れることができることを既定した法律です。

a プロバイダ責任制限法の対応対象となります。
b プロバイダ責任制限法の対応対象外です。(刑法:ウィルス作成罪)
c プロバイダ責任制限法の対応対象外です。(不正アクセス禁止法)

上記よりaのみがプロバイダ責任制限法の対応対象となりますのでアが正解です。

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