(IP)H29年秋 問18

技術開発の推進において,進捗を評価したり,関連技術との整合性をチェックしたりする際に,例示したような図が用いられる。このような,研究開発への取組みによる要素技術や,求められる機能などの進展の道筋を時間軸上に記載した図を何というか。

 管理図

 特性要因図

 パレート図

 ロードマップ

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正解:エ

解説:
ア.管理図は上方管理限界と下方管理限界の間にデータがあることを確認するために使います。例えばある商品の長さの規格が10mmで±1mmが許容だとすれば9mm~11mmまでが許容であり下方限界が9mm、上方限界が11mmと解釈できます。

イ.特性要因図は形状が魚の骨に似ていることからフィッシュボーンチャートとも呼ばれます。複数の要因(原因)によって起きた特性(結果)を図式化します。

ウ.パレート図は棒グラフを降順(大きい順)に並べ、その累積数を折れ線グラフで2軸に配置したグラフの事です。主にABC分析で用いられます。

エ.ロードマップは複数の技術的動向の将来予測を時系列で表す際に用いられます。

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