(IP)H29年秋 問25

次の事例が該当する,最も適切な用語はどれか。

“継続的成長を達成するために,売上が低迷している事業領域Aから撤退し,その経営資源を事業領域Bを強化するために投入する。”

 経営環境

 経営戦略

 経営ビジョン

 経営理念

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正解:イ

解説:
経営理念は社是、社訓などで表される会社の目標や設立目的などのことです。最終目標と考えることも出来ますので滅多に変わることはありません。(社長の交代や業態、方針の大変革などで変わる事が稀にある程度です)
経営理念を実現するために中期的な目標に立った「経営ビジョン」、短期的な具体的な目標や方針を示す「経営戦略」へと繋がります。

ア.経営環境は経営を行う際の内的、外的な状況や情勢のことです。例えば「円高により(外的要因)経営環境が悪化している」などという使い方をします。

イ.経営戦略は経営目標を達成するための具体的な方法です。全社戦略(会社規模)、事業戦略(事業部規模)、機能戦略(マーケティング、技術、生産など)に細分化して実施します。本問では全社戦略による経営資源の再配分を行っていると考えられます。

ウ.経営ビジョンは中期目標のことです。

エ.経営理念は長期目標(最終目標)のことです。

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