(IP)H29年秋 問47

ITサービスマネジメントにおける問題管理の事例はどれか。

 障害再発防止に向けて,アプリケーションの不具合箇所を突き止めた。

 ネットワーク障害によって電子メールが送信できなかったので,電話で内容を伝えた。

 プリンタのトナーが切れたので,トナーの交換を行った。

 利用者からの依頼を受けて,パスワードの初期化を行った。

解説を読む


正解:ア

解説:
ITサービスマネジメントのベストプラクティス(成功事例集)としてITILがあります。ITILのサービスマネジメントでは、

・インシデント管理…発生した問題からの早期回復を図ります。
・問題管理…問題の原因を追究します。
・変更管理…問題解決のための変更計画をします。
・リリース管理…変更管理での計画を実行します。
・構成管理…ハードウェア、ソフトウェアの現況を管理します。
・サービスデスク…ユーザーからの問い合わせ窓口です。

ITILは数回に渡り改定されており、現在はITILv4での出題が多くなっているようですが、ITILv3での出題もまだ散見され混在している状況のようです。上記はv3の用語を用いましたが変更になった用語は以下のとおりです。

構成管理→サービス資産管理及び構成管理
リリース管理→リリース管理及び展開管理

ア.不具合の原因を突き止めるのは「問題管理」に該当します。

イ.代替え手段を使って機能を維持するのは「インシデント管理」に該当します。

ウ.問題解決の実施と考えられますので「リリース管理」に該当します。

エ.問題解決の実施と考えられますので「リリース管理」に該当します。

注:イおよびエはユーザーからの要望を直接窓口で処理した可能性もあるので「サービスデスク」の役割である可能性もあります。問題文だけで条件が揃わないので一応上記のように解釈しました。正答の判断に影響はありません。

解説を閉じる

コメント