(IP)H30年春 問01

製品と市場が,それぞれ既存のものか新規のものかで,事業戦略を“市場浸透”,“新製品開発”, “市場開拓”, “多角化”の四つに分類するとき, “市場浸透”の事例に該当するものはどれか。

 飲料メーカが, 保有技術を生かして新種の花を開発する。

 カジュアル衣料品メーカが, ビジネススーツを販売する。

 食品メーカが, 販売エリアを地元中心から全国に拡大する。

 日用品メーカが, 店頭販売員を増員して基幹商品の販売を拡大する。

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正解:エ

解説:
製品と市場を既存と新規で分けて分類する方法をアンゾフの成長マトリクスと呼びます。

ア.保有技術を生かした新種開発ですので「新商品開発」に該当します。

イ.新しい市場(ビジネススーツ市場)で新しい商品(ビジネススーツ)の販売を手がけるので「多角化」に該当します。

ウ.既存の製品を広い地域で販売するので「市場開拓」に該当します。

エ.既存の商品を販売員の増強でより多く販売するので「市場浸透」に該当します。

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