支店ごとの月別の売上データを評価する。各月の各支店の “評価”欄に,該当支店の売上額がA～C支店の該当月の売上額の平均値を下回る場合に文字“×”を,平均値以上であれば文字“○”を表示したい。セル C3に入力する式として,適切なも のはどれか。ここで,セル C3に入力した式は,セル D3, セル E3, セル C5～E5, セル C7～E7に複写して利用するものとする。
ア IF($C2 <平均(C2:E2), ‘○’, ‘×’)
イ IF($C2 <平均(C2:E2), ‘×’,’○’)
ウ IF(C2<平均(＄C2:$E2), ‘○, ‘×’)
エ IF(C2<平均(＄C2:$E2), ‘×,’○’)
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正解：エ
解説：
表計算で複写（コピー）を行うと複写元の計算式はセル番地の状況に応じて変化します。このことを相対参照と呼びます。それに対し複写をしてもセル番地を変化させたくない場合があります。その際はセル番地の列行の前に＄を追加して固定します。これを絶対参照と呼びます。他にも列のみ、行のみを固定する場合もありこの際は複合参照と呼びます。
例．
A１・・・・・相対参照
＄A＄１・・・絶対参照（セルをA１に固定）
＄A１・・・・複合参照（A列に固定）
A＄１・・・・複合参照（１行に固定）
IF関数
IF(条件式,真,偽）・・・条件式が成立するときに真、不成立のときに偽の値を取ります。
本問の場合、評価の対象となるセルは相対参照でなければいけません。また、平均値は評価の上の行にある３列の平均なので列のみを固定する複合参照である必要があります。この条件を満たす式はウとエになります。
問題文には平均を下回る場合に”×”とあるのでエが正解となります。
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