(FE)H30年春 問18

コンパイラによる最適化の主な目的はどれか。

 プログラムの実行時間を短縮する。

 プログラムのデバッグを容易にする。

 プログラムの保守性を改善する。

 目的プログラムを生成する時間を短縮する。

解説を読む


正解:ア

解説:
コンピュータでプログラムを実行するためにはマシン語(機械語)に翻訳して実行する必要があります。マシン語に翻訳する方法として1命令ずつ翻訳をするインタプリタ形式とまとめて翻訳を行うコンパイラ方式があります。コンパイラ方式ではより実行速度を高めるために最適化が行われます。例えるならば英語の小説を日本語に翻訳する際に身長5フィート10インチと訳すよりも身長約178cmとした方が分かりやすいですよね?このように実行しやすいように最適化が行われます。

ア.最適化の目的に合致します。上記解説もご参照ください。

イ.デバッグを容易にするためには各種のデバッガーツールを利用します。

ウ.最適化により保守性が改善することはありません。

エ.最適化により目的プログラムの生成(コンパイル)時間は短縮しません。

解説を閉じる

コメント