IoT(Internet of Things)の実用例として,適切でないものはどれか。
ア インターネットにおけるセキュリティの問題を回避するために,サーバに接続せず、単独でファイルの管理,演算処理 印刷処理などの作業を行うコンピュータ
イ 大型の機械などにセンサと通信機能を内蔵して, 稼働状況, 故障箇所,交換が 必要な部品などを, 製造元がインターネットを介してリアルタイムに把握できるシステム
ウ 検針員に代わって, 電力会社と通信して電力使用量を送信する電力メータ
エ 自動車同士及び自動車と路側機が通信することによって,自動車の位置情報を
リアルタイムに収集して,渋滞情報を配信するシステム
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正解：ア
解説：
IoT(Internet of Things：モノのインターネット)はパソコンなどからではなく様々なモノが直接インターネットに繋がり情報交換や制御を行うことを意味します。情報家電やスマートハウス、スマートスピーカーなどが代表例です。
ア．ネットワークに接続せずに単独使用するコンピュータをスタンドアロンと呼びます。IoTではインターネットに繋がることが必須ですので実用例として適切ではありません。
イ．インターネットを利用した遠隔保守の例です。IoTの実例と呼べます。
ウ．スマートメータと呼ばれる次世代検針機です。IoTの実例と呼べます。
エ．ITS（Intelligent Transport Systems：高度道路交通システム）の説明です。IoTの実例と呼べます。
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