(SG)H30年春 問32

記憶媒体を介して,企業で使用されているコンピュータにマルウェアを侵入させ、そのコンピュータの記憶内容を消去した者を処罰の対象とする法律はどれか。

 刑法

 製造物責任法

 不正アクセス禁止法

 プロバイダ責任制限法

解説を読む


正解:ア

解説:
マルウェア(迷惑ソフト:コンピュータウィルス等)を利用してデータを消去するなどの損害を与えた場合は刑法の不正指令電磁的記録に関する罪(ウィルス作成罪)に問われる可能性があります。

ア.正解です。上記解説もご参照ください。

イ.製造物責任法(PL法)は使用者の身体、生命、財産に製品が危害を加えた場合、製造者(メーカー)が責任を負うという法律です。

ウ.不正アクセス禁止法は他人のID、パスワードの無断利用、セキュリティホールを利用したシステム侵入、他人のID、パスワードを第三者に譲り渡す行為(教唆罪)を禁じた法律です。

エ.プロバイダ責任制限法はプロバイダをはじめとする運営者の責任と責務を明示した法律です。

解説を閉じる

コメント