開発したプログラム及びそれを開発するために用いたアルゴリズムに関して, 著作権法による保護範囲の適切な組合せはどれか。
| プログラム | アルゴリズム | |
| ア | 保護されない | 保護されない |
| イ | 保護されない | 保護される |
| ウ | 保護される | 保護されない |
| エ | 保護される | 保護される |
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正解：ウ
解説：
著作権法で保護の対象となるかどうかは著作物と認められるかどうかを基準にすると良いと思います。著作物とは著作者（作成者）の「意思や思想が反映された創造物」である必要があります。小説、絵画、写真、作曲などは著作物と言えます。実験結果、法則などは作者の意思や思想が反映されないため、アイディアなどは創造物でないため著作物とは言えません。
本問ではプログラムは様々な意思、思想をプログラムで表現することが可能ですので著作物の要件を備えています。アルゴリズムは誰がやっても同じ結果が得られる手順のことですので法則などと同様に著作権は認められません。
上記よりプログラムは著作権法の保護の対象であり、アルゴリズムは保護の対象外であると考えられますのでウが正解となります。
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