(IP)H30年秋 問38

プロジェクトマネジメントの知識エリアには,プロジェクトコストマネジメント,プロジェクト人的資源マネジメント, プロジェクトタイムマネジメント, プロジェクト品質マネジメントなどがある。システム開発のプロジェクト品質マネジメントにおいて, 成果物の品質を定量的に分析するための活動として,適切なものはどれか。

 完成した成果物の数量を基に進捗率を算出して予定の進捗率と比較する。

 設計書を作成するメンバに必要なスキルを明確にする。

 テストで摘出する不良件数の実績値と目標値を比較する。

 プログラムの規模や生産性などを考慮して開発費用を見積もる。

解説を読む

正解:ウ

解説:
プロジェクト管理のデファクトスタンダード(業界標準)としてPMBOK(ピンボック)の9つの知識エリアを用いる手法があります。品質マネジメントでは成果物の品質に関しての分析を行います。

ア.進捗率はプロジェクトの進行具合の指標ですのでタイムマネジメントで管理します。

イ.プロジェクトメンバのスキルは人的資源マネジメントで管理します。

ウ.テストで摘出する不具合の数の多寡は品質の定量的指標として使えるので品質マネジメントでの管理となります。

エ.開発費の見積もりはコストマネジメントで管理します。

解説を閉じる

コメント