(IP)H31年春 問06

情報システム開発の工程を、システム化構想プロセス、システム化計画プロセス、要件定義プロセス、システム開発プロセスに分けたとき、システム化計画プロセスで実施する作業として、最も適切なものはどれか。

 業務で利用する画面の詳細を定義する。

 業務を実現するためのシステム機能の範囲と内容を定義する。

 システム化対象業務の問題点を分析し、システムで解決する課題を定義する。

 情報システム戦略に連動した経営上の課題やニーズを把握する。

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正解:ウ

解説:
システム化構想プロセスではどのようなシステムが必要であるかを検討します。
システム化計画プロセスでは構想によって必要とされたシステムについて予算や期間、開発体制などを決定します。
要件定義プロセスではシステム化計画に基づきどのような機能や性能のシステムにするかを決定します。
システム開発プロセスでは要件定義に従いシステムの開発を行います。

ア.画面の詳細を決定するのは開発プロセスの中のソフトウェア要件定義(外部設計)での作業です。

イ.システムの機能と範囲の決定はシステム要件定義で行います。

ウ.システム化対象業務が決定した上でその問題の洗い出しを行っていることから計画プロセスであると考えられます。

エ.経営上の課題把握は具体的なシステム計画前に行う作業なので構想プロセスであると考えられます。

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