(IP)H31年春 問55

システム監査の業務は、監査計画の立案、監査証拠の入手と評価、監査手続の実施、監査報告書の作成、フォローアップのプロセスに分けられる。これらのうち、適切な対策の実施を指導するプロセスはどれか。

 監査証拠の入手と評価

 監査手続の実施

 監査報告書の作成

 フォローアップ

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正解:エ

解説:
システム監査は監査報告書にまとめられ依頼者(経営者)に対して提出されます。経営者は自社の経営方針に照らし合わせて適切な対応を取るように命令をします。その際に監査人は直接の命令権はありませんが、フォローアップとして助言や提言を行います。

ア.監査証拠の入手と評価ではまだ報告書ができていないので具体的な対策を講じることはできません。

イ.監査手続の実施ではまだ報告書ができていないので具体的な対策を講じることはできません。

ウ.監査報告書の作成中には具体的な対策を講じることはできません。

エ.フォローアップでは提出された監査報告書を元に対策を講じることが可能となります。

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