IoTシステム向けに使われる無線ネットワークであり,一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と,最大で数十kmの通信が可能な広域性を有するものはどれか。
ア LPWA
イ MDM
ウ SDN
エ WPA2
解説を読む
正解:ア
解説:
IoTデバイスはあらゆる製品に組み込まれることを想定して小型で消費電力が小さい必要があります。さらにインターネットなどのネットワークと無線通信をする必要がありますが、その際のデータは比較的小さなものが多いため伝送速度よりも伝送距離が特性として求められます。このような条件にあうLPWA (Low Power, Wide Area)が用いられます。LPWAでは数km~数10Kmの伝送が低電力で可能になっています。
ア.正解です。上記解説もご参照ください。
イ.MDM(Mobile Device Management:携帯情報端末管理)はスマートフォンをセキュリティ管理する製品群のことです。バックアップ機能、盗難時のロック機能などが相当します。
ウ.SDN (Software Defined Networking)はソフトウェアで仮想的なネットワークを構築する技術の総称です。
エ.WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)は無線LANの暗号通信規格のひとつです。
解説を閉じる
コメント