e-ビジネスの事例のうち,ロングテールの考え方に基づく販売形態はどれか。
ア インターネットの競売サイトに商品を長期間出品し,一番高値で落札した人に販売する。
イ 継続的に自社商品を購入してもらえるよう,実店舗で採寸した顧客のサイズの情報を基に,その顧客の体型に合う商品をインターネットで注文できるようにする。
ウ 実店舗において長期にわたって売上が大きい商品だけを,インターネットで大量に販売する。
エ 販売見込み数がかなり少ない商品を幅広く取扱い,インターネットで販売する。
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正解:エ
解説:
ロングテールとは多品種少量販売で利益を上げる考え方です。従来の店舗販売では在庫スペースなどの問題があるので売上見込みの多い商品を厳選して売るという販売方式になることが多くあります。インターネット販売(本問ではe-ビジネス)では売上見込みの少ない商品であっても種類が多くあればトータルの売上が多くなるという考えに基づく販売手法としてロングテールが用いられます。
上記のグラフのように売れ筋上位5商品を扱うよりも残りの28商品を売った方が結果として儲かるという考え方で売る商品のグラフの形状が長い尻尾(ロングテール)に見えることからこの名称が付けられています。
ア.インターネットオークションの説明です。
イ.オムニチャネルの説明です。
ウ.パレートの法則とも呼ばれ売上の大きい上位20%が全体売上の80%を占めるという考え方を元とします。ロングテールとは逆の考え方です。
エ.ロングテールの説明です。
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