(IP)H30年春 問76

メモリに関する説明のうち,適切なものはどれか。

 DRAM は,定期的に再書込みを行う必要があり,主に主記憶に使われる。

 ROM は, アクセス速度が速いので, キャッシュメモリなどに使われる。

 SRAM は,不揮発性メモリであり, USB メモリとして使われる。

 フラッシュメモリは、製造時にプログラムやデータが書き込まれ,利用者が内容を変更することはできない。

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正解:ア

解説:
半導体メモリは大きく分けてROMとRAMに分類できます。

ROM ・・・不揮発性(記憶に通電を必要としない)
マスクROM・・ 読込のみ書換不可
EPROM・・・ 紫外線により全消去可
EEPROM・・・ 電気より一部消去可
フラッシュメモリ・・・・  EEPROMの一種でブロック単位で消去可
RAM ・・・揮発性(記憶に通電が必要)
DRAM・・・・ リフレッシュ要、主に主記憶(メインメモリ)に使用
SRAM・・・・ リフレッシュ不要、主にキャッシュメモリに使用

ア.正しいDRAMの説明です。上記の解説もご参照ください。

イ.キャッシュメモリに利用されるのは主にSRAMです。

ウ.SRAMは揮発性メモリです。USBはフラッシュメモリとして使われます。

エ.フラッシュメモリはUSBメモリやSDカードメモリとして利用され、読み書きが可能です。読込のみの半導体メモリはマスクROMです。

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