(FE)H29年秋 午前 問49

ブラックボックステストに関する記述のうち,適切なものはどれか。

 テストデータの作成基準として,命令や分岐の網羅率を使用する。

 被テストプログラムに冗長なコードがあっても検出できない。

 プログラムの内部構造に着目し,必要な部分が実行されたかどうかを検証する。

 分岐命令やモジュールの数が増えると,テストデータが急増する。

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正解:イ

解説:
ブラックボックステストとはインプットとアウトプットにのみ着目したテスト方法です。例えば掛け算を行うプログラムのテストで2と3をインプットにすれば6と答えが出ればテストは成功と考えます。この際2×3、2+2+2、3+3のいずれの方法で計算したのかを考える必要はありません。(プログラムの中身を考える必要はないということです。)
それに対しプログラムの中身に着目し実行状態を観察しながら行うテストをホワイトボックステストと呼びます。

ア.ホワイトボックステストに関する記述です。

イ.正解です。プログラムの内部構造は見ないので冗長コード(無駄なプログラム)があっても発見することはできません。

ウ.ホワイトボックステストに関する記述です。

エ.ホワイトボックステストに関する記述です。

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