昨日、平成30年秋の情報処理試験が実施されました。
これに伴いITパスポートの過去半年間に出題された問題から100問が公開問題として公開されました。
早速、ITパスポートの公開問題と基本情報処理試験をやってみましたので所感など・・・
まずはITパスパートですが約60分で95点の結果でした。落とした5問のうち3問はケアレスミスですぐに分かりましたが1問は見解の相違、1問はこれから少し検討しみる必要がありそうです。(1問1点計算で算出しました。)
目立った新出の用語は少なく問題としては比較的落ち着いた内容だと思います。難易度としては平均よりもやや易しい印象ですね。
計算問題の中には少しややこしいものがありましたが、内容を理解していれば式を立てることが出来るものばかりでしたので「〇〇の公式」を使わないと解けないというような知識から数式を立てなくても大丈夫な問題が多かったのは良問だったように思います。
特に目に付いたのがやはり最近の傾向としてセキュリティ系の問題が非常に増えていますね。ストラテジ、マネジメント、テクノロジの各分野でそれぞれに出題されています。ISMS、CSIRTに関連する知識は今まで以上に重要になっています。リスクマネジメントに関する問題もいくつか出ていましたし、認証技術やセキュリティ技術(暗号化等)に関する問題も複数題出題されていました。
これらのことからITパスポート取得に向けた新しい学習方法は必要ないと思います。過去問題を繰り返し解くなかで用語や知識を増やして直近5回の公開問題で9割近くがコンスタントに取れるようになれば本番の試験も大丈夫でしょう。
それぞれの問題の詳細解説は準備ができましたら順次公開していく予定です。
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