(IP)H30年秋 問51

メールサービスにおける ITサービスマネジメントの可用性の要件に関する事例として,適切なものはどれか。

 Web ブラウザだけでメールサービスを使用できるようにする。

 定められたメンテナンス時間以外はいつでもメールサービスを使用できるようにする。

 自分宛てのメールを他人が勝手に読むことができないようにする。

 送信したメールが改ざんされてしまうことがないようにする。

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正解:イ

解説:
可用性とは利用者がシステムなどを利用すべきときに利用できることを言います。本問ではメールサービスでの可用性に対する問題ですのでメールが必要なときに使える方策の意味になります。

ア.Webメールを利用することで様々な場所からメールシステムを利用できることになりますが、可用性を高める意味では既存のメーラーも並行利用すべきです。

イ.正解です。メールがいつでも使えるようにすることは可用性を高めることになります。

ウ.暗号化するなどでメールの秘密を守ることは機密性の向上となります。

エ.デジタル署名などを用いることで改ざんの防止や検知が可能となりますが、これは真正性の向上となります。

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