(FE)H30年秋 問50

XP(Extreme Programming)のプラクティスの説明のうち,適切なものはどれか。

 顧客は単体テストの仕様に責任をもつ。

 コードの結合とテストを継続的に繰り返す。

 コードを作成して結合できることを確認した後、テストケースを作成する。

 テストを通過したコードは,次のイテレーションまでリファクタリングしない。

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正解:イ

解説:
エクストリームプログラミング(XP)とはコーディングとテストを重視し仕様変更に柔軟に対処できるようにした開発手法です。

ア.一般の開発で顧客が単体テストに責任を持つことはありません。

イ.正解です。上記解説もご参照ください。

ウ.XPではテストケースを作成した後にコーディングを行うテスト駆動開発というプラクティスがありますが、コード結合後にテストケースを作ることはありません。

エ.イテレーションとはコーディングからテストまでの一連の繰り返しのことを意味します。また、リファクタリングとはコードの最適化を行うことです。言い換えれば「テストを通過したコードは次のコード開発が始まるまで最適化を行わない」という意味になります。実際には常にコードは最適化を行う必要があります。

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