送信側では,ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し,受信側では,受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断する誤り検査方式はどれか。
ア CRC方式
イ 垂直パリティチェック方式
ウ 水平パリティチェック方式
エ ハミング符号方式
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正解:ア
解説:
データを送受信する際にノイズなどによりデータに誤りが生じる場合があります。エラーデータをそのまま処理すると不都合なことが起きてしまうので送信されたデータに誤りがないかを検査することを誤り検査と呼びます。様々な誤り検査がありますが生成多項式を用いるのはCRC方式のみです。
ア.巡回冗長符号とも呼ばれます。生成多項式で割り算を行うことでエラー訂正を行います。バーストと呼ばれる連続エラーデータに強いという特徴があります。用いられる生成多項式はその通信規約などにより様々な種類があります。
イ.垂直方向に検査ビット(パリティビット)を付加することで1ビットの誤りを検知することが出来ます。1の数を偶数にする偶数パリティ、奇数にする奇数パリティのいずれかが用いられます。
ウ.水平方向にパリティビットを設ける以外は垂直パリティと同じです。
エ.1950年にハミング博士が開発した誤り検査で2ビットの誤り検知と1ビットの誤り修正が可能です。
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